今週もモバイル開発界隈のホットなニュースをピックアップしました!Flutter、React Native、Swift/iOS、Kotlin/Android、そして生成AI関連の話題まで、開発者にとって見逃せない情報が満載です。
Flutter・クロスプラットフォーム開発
Flutter Team AMA - Decoupling material & cupertino
FlutterチームによるAMAで、Material DesignとCupertino(iOSスタイル)のデザインシステムの分離について議論されました。これにより、各プラットフォームのネイティブなルックアンドフィールをより忠実に再現できるようになり、カスタマイズ性も向上する見込みです。開発者は、より柔軟にデザインを選べるようになります。注目すべきは、この変更がFlutterのUI設計における大きな転換点となりうる点です。
Flutter で値オブジェクトに extension types を導入して 31% パフォーマンスが改善した話
Flutterにおけるパフォーマンス最適化事例。値オブジェクトにextension typesを導入することで、31%のパフォーマンス改善を実現したという報告です。具体的な実装方法やベンチマーク結果が公開されており、Flutter開発においてパフォーマンスボトルネックを抱えている開発者にとって非常に参考になります。 値オブジェクトの設計を見直すことで、アプリのパフォーマンスを大幅に向上できる可能性を示しています。
What’s your opinion on the flutter clean architecture?
Flutterにおけるクリーンアーキテクチャに関する議論のスレッドです。様々な開発者が自身の経験や意見を共有しており、大規模なFlutterアプリ開発におけるアーキテクチャ設計のベストプラクティスを探求する上で貴重な情報源となります。 経験豊富な開発者の意見を参考に、自身のプロジェクトに最適なアーキテクチャを選択することが重要です。
React Native開発
React Native Haptics: A high-performance React Native library for iOS haptics and Android vibration effects
高性能なReact Nativeライブラリ「React Native Haptics」が登場しました。iOSのHapticsとAndroidのバイブレーションを効率的に制御できます。UI/UXの向上に直結するこのライブラリは、ユーザー体験をより豊かにする上で重要な役割を果たします。 特に、フィードバックの精度が向上することで、より自然で直感的なインタラクションを実現できます。
React Native Upgrade issue
React Nativeのバージョンアップに伴う問題に関するスレッドです。バージョンアップ時のトラブルシューティングや解決策に関する情報が得られます。React Native開発者は、バージョンアップに伴う潜在的な問題への対応策を事前に検討する必要があります。
Swift・iOS開発
TIL: Do not share AppIntents between Widgets and Live Activities!
AppIntentsをWidgetとLive Activities間で共有しないことの重要性を指摘した投稿です。このベストプラクティスに従うことで、予期せぬ動作やバグを回避することができます。 iOS開発者は、AppIntentsの使用方法について、Appleの公式ドキュメントをよく理解しておく必要があります。
SwiftUI + PencilKit: Make a tappable button inside the canvas
SwiftUIとPencilKitを組み合わせたキャンバス内にボタンを実装する方法に関するスレッドです。この技術は、クリエイティブなアプリ開発において非常に有用です。PencilKitとSwiftUIの統合に関する深い知識が必要になります。
Introducing MetaCellKit, an Open Source (MIT license) Swift package implementing a highly configurable table view cell system for iOS apps
高度に設定可能なTableView Cellシステムを実装したオープンソースのSwiftパッケージ「MetaCellKit」が公開されました。iOSアプリ開発におけるTableViewの効率的な管理に役立ちます。コードの再利用性と保守性を向上させることができます。
Kotlin・Android開発
Just released SwiftUI like Mesh Gradients for Android
Android向けにSwiftUI風のメッシュグラデーションを実装したライブラリがリリースされました。Androidアプリのデザインの柔軟性を高める上で役立ちます。UI/UXの向上に貢献するライブラリの登場は、開発者の選択肢を広げます。
What’s the state of background processing in 2025?
2025年現在のAndroidにおけるバックグラウンド処理の状態に関する議論です。Androidのバックグラウンド処理に関する最新のガイドラインやベストプラクティスを学ぶことができます。 Android開発者は、OSの制限やバッテリー消費への配慮を考慮した設計を行う必要があります。
Need help resolving Google AdMob “Dishonest Declarations” policy issue
AdMobのポリシー違反に関する問題解決を求めるスレッドです。AdMobを利用したアプリ開発におけるポリシー遵守の重要性を再確認できます。 開発者は、AdMobのポリシーを十分に理解し、遵守する必要があります。
生成AI
GPT-5 and the new era of work
OpenAIがGPT-5を発表し、業務における変革の可能性を示唆しました。GPT-5の能力向上は、生産性向上や業務効率化に貢献する可能性を示しています。 しかし、同時に倫理的な課題やセキュリティに関する懸念も考慮する必要があります。
同時にCodex CLIがサブスクで使えるようになったので、以下の記事もバズってましたね!
Claude Opus 4.1
Claudeの一番優秀なモデルClaude Opusの最新バージョン4.1が出ました。Opus4.0よりさらに優秀になったと言われています。
まとめ
今週最も重要なトレンドは、間違いなくGPT-5 と Claude Opus 4.1 です。大手AIモデルの競争が激しいですね!
編集後記
今週はGPT-5が発表され、Codex CLIがサブスクで使えるようになったのがデカかったですね。私は最近Claudeしか課金してなかったのですが、久しぶりにChatGPTに課金して、Codex CLIを試してみました。
ちょっと使った感想としては、Claude Code > Codex CLI > Gemini CLI といったところです。Codex CLIは全然使えるレベルではありますが、交互に使ってみた感じだとやっぱりClaude Codeの方がなんかいいなーっていう感想です。