最近見つけたいろんなFlutterのニュースを、個人的に興味あるやつからどんどん紹介していきます!
Chompyが終了
Flutterで作られてたフードデリバリーアプリのChompy終了しましたね!
ユーザーとしては、コロナ真っ只中の2020年に、クーポンでめちゃくちゃ安く注文しまくったのを覚えています。
また、Flutterアプリとしては、2020年の段階でユーザーが沢山いて、高機能で、UIUXも良かったので日本トップのFlutterアプリと言っても過言ではなかったと思います。
今はFlutterアプリが増えてきましたが、Flutter1系の時から日本のFlutter界をリードしてくれました。
私も「Flutterって結局ネイティブより動き良くないんでしょ?」って言われたらChompyアプリを見せて、そんなことないよと言い返してましたw
ありがとう。Chompy。
見つけた興味深い記事
パフォーマンス比較の記事を可茂IT塾が出していたのでシェアです。
StatefulWidgetとrivepodだとConsumerで再描画範囲を絞れるので後者の方がパフォーマンスが良いという結論になってます。
ツッコミどころとしては、StatefulWidgetでもうちょい再描画する範囲を狭めれば、パフォーマンスの差はもうちょい小さくなるのでは?と思いましたが、それにしても同じ状況をStatefulWidgetとStatelessWidgetの組み合わせだけで作り出すのは相当指南の技かと思いますので、まあproviderとかriverpodの方がパフォーマンス良くしやすいというふうには思います。
注意なのは、riverpodもFlutterの仕組みの上で作られた状態管理packageなので、厳密にはriverpod使わなくても同じ状況を作ることができるという点です。ただ、それはめんどくさいのでフレームワーク化してくれてるのがriverpodということですね。
ルビーDogニキのriverpod動画がわかりやすい
動画第三弾まで出てて、あと1つ待ちです。
Flutter大学のriverpod苦手勢たちが、全裸待機中でございます。
↑めちゃくちゃ分かりやすいです。
僕にはないセンスを感じて嫉妬します笑
テックフォードアカデミーのFlutter講師、交代
2022年10月から2023年3月の半年間だけ私kboyがバンタンテックフォードアカデミーのFlutter講師を担当してたのですが、2023年4月からはMasakiさんに交代しました!
MasakiさんはFlutter大学も有効活用してFlutterエンジニアになった人の1人で、現在はフリーランスエンジニアとしてFlutterエンジニアをしています。この講師経験も活かしてさらなる成長をしてくれると思います!
もちろん、彼の教え子も成長するでしょう!
Dart 3.0.0のリリースが近い
Dart3のchangelogが更新されました
まだFlutterのstableに入ってないけど、GoogleIOで発表されるかも?
個人的に最近得た知見、NavigationRails
NavigationRails初めて使いました。
Flutter大学のFlutterWebに実装してます。
Flutter Web、CanvasKitのパフォーマンスが改善されたらしい
webのパフォーマンスが改善されたみたいです。
Skiaなので、htmlレンダラーでbuildしてるFlutter大学webには影響なさそう。
CanvasKit(Skia)にすると、Firebase storageにある画像が出ない問題がまだあるので、まだ個人的にはHTMLレンダラーかなーと思います。
関連記事
ハッカソンに参加したよ
Flutter大学の主催でFlutterハッカソンを開催しました。
僕も1チームとして文鳥ボーイという名前で参加させてもらいました。最高でしたね。
今週の雑感、ChatGPTとGithub Copilot
ここ1、2週間で、ChatGPT(GPT4)とGitHub Copilotを積極的に使ってみました。
それぞれメリットデメリットを挙げてみます。
ChatGPT
メリット
- stripeのドキュメントは見るページが多くて、全体を理解するのに時間がかかるのだが、GPTに聞くと、具体的な自分のユースケースとドキュメントの架け橋をしてくれるイメージがあったのがよかった。
- 大量のコードを同じパターンで書き直す時に役立った(enumの命名規則を全部変える時など)
デメリット
- まだ信用できない。信用はできないが、プロンプトが適切だと意外に合ってる。
デメリットへの対策
- 「正確度(accuracy)を出すように」というプロンプトを毎回つけるようにして、信用できるかどうかを判断するための材料にする
GitHub Copilot
メリット
- ごくたまに、今頭の中に浮かべていたそれだよそれ!ってコードを出すことがある。適切な変数名をつけて、その後改行したときに、その変数名と周りのコードから、「このロジックだろ?」みたいな提案が出てきた時は感動した。
デメリット
- Flutter Dart本来のコード補完よりもGithub Copilotの補完が先に出てきて、それっぽいが存在しないメソッドとか提案してくる時はウザい
- 日本語のコメントを補完してくる時は、だいたい間違っているのでウザい
- 完全に信用できるクオリティになってしまったら、頭使わなくなって、自分の頭が悪くなりそうw
デメリットへの対策
- ウザイのが出てきたらescキー押す。
- ウザいけど使ってみないと良さがわからないので、一旦許容してる
まとめ
今週のFlutterニュースでは、フードデリバリーアプリChompyの終了、パフォーマンス比較記事、リバーポッド動画の紹介、Dart 3.0.0リリースが近いこと、そしてChatGPTとGitHub Copilotの使用感を語りました。Flutter技術者たちにとって役立つ情報が満載です。
↑P.S GPT-4がこのまとめを書きました。