日本時間の2023年5月11日2時からGoogle I/Oが開催され、いくつかのFlutterに関する内容が発表されました。本記事ではFlutter関連情報に特化して、解説やコメントをしていきたいと思います。
Flutter 3.10リリース!
公式のツイートのピックアップの印象として、全体的に描画パフォーマンスが向上してそうな予感です。
Dart3来ました
Flutter.3.10からDartが3.0になりました。
ちなみにDart3.0の変更に関する日本語速報は以下の記事が速かったので要チェックです!
私の方でも変更点をまとめます!
100% sound null safety
100%じゃなかったんだ!っていう感想なのですが、この前まで94%くらいだったみたいです。
以下は、null safetyまでの道のり。
interfaceとbase、finalのclassが作れるように
abstractしか今までなかったのですが、interfaceとbase、finalなどが追加されました。各々の用途は以下をチェックです!
僕の感想としては、依然abstract
が直感的には使いやすそうだなと思います。baseとinterfaceはインスタンス化できるらしいですが、そういうケースってありますかね?そこは誰かと議論したいです!
tuple的な機能がデフォルト実装
他にはtuple的な機能であるRecordsが実装されました。
前からtupleっていうサードパーティのpackageがあって、僕も使ったことがあるのですが、dartにデフォルトに実装されたいみたいです。DartではtupleじゃなくてRecordsって呼ぶらしい。
複数の値をサクッとreturnしたい際に使えそうですね。
ただ、返す値が増え過ぎた場合はクラスを作るのがオブジェクト指向らしい実装だとは思うので、乱用注意です。
Imepeller来てる👀
今までoptionだったImpellerは今回からデフォルトのレンダラーになりました!
以下は前からあるデモアプリです!
早くFlutter大学アプリにも実装してヌルヌルさを確認したいですね!
↓こちらは前からありますが、実際に滑らかさをチェックしたい場合はこちらのアプリをチェックです。
Material 3
次からuseMaterial3はデフォルトがtrueになるらしくて、Material3がスタンダードになった感じです。
僕の方ではまだMaterial3を触れてないので詳しい言及は避けますが、下記記事で色々スクショもあるので要チェックです!
詳しくは公式のYouTubeをチェック
Google I/O全体のまとめにおすすめなのは以下の動画。
まとめ
以上、Google I/O 2023で発表されたFlutter 3.10及びDart 3.0のざっくりとしたまとめでした!
Flutterの進化が止まらないですね!